メールボックス設定 : 「着信通知」パネル
    メールボックス設定の「着信通知」では、そのメールボックスに新着メールが着信したことを、どのように知らせるかを指定します。どんなメールソフトにも着信通知はありますが、メールボックスごとに通知の仕方を変えてくれるソフトはARENAだけです。

    1日に何十通もメールを受け取ると、通知の必要のないメールもたくさんあるものです。ARENAでは、自動振り分けによって到着したメールボックスごとに、さまざまに着信通知を変更できるようになっています。

    例えば、すぐに読まなくてもよいメーリングリストが振り分けられるメールボックスは着信通知なしでもいいでしょう。また、大事な相手からのメールが届くメールボックスなら、音で知らせた上にウインドウも開いて知らせた方がよいかもしれません。

    ウインドウを開くほどではない、というメールボックスなら、音だけというのもいいでしょう。メールボックスによって着信音は変えられますので、音でどんなメールがついたかの見当をつけることもできます。

    ・音で知らせる
    着信時に、選択した音を鳴らして通知します。音は、ARENA内蔵のものと、Mac OSにインストールされている警告音が選択できます。

    ・ウインドウを開く
    メールが着信したメールボックスのウインドウを開きます。

    ・新着リストに追加
    前のセクションの「新着ウインドウ」のページで詳しく解説しています。

    ・メニューバーにアイコン点滅
    メールが着信すると、メニューバーの一番右端にあるアプリケーションアイコンの部分に、メール着信を知らせるアイコンを点滅させます。これによって、ARENAがバックグラウンドにいるときにメールが着信したことを、他のアプリを使っているときにも知ることができます。

    ・ダイアログ表示
    メールが着信すると、ダイアログを表示してそれを伝えます。

    ・メロディーを演奏
    ARENA 1.6では、メールボックスへのメール着信時にメロディーを奏でることができます。

    メロディーの指定には、「ATML(ARENA Tiny Music Language)」を使います。ごく簡単なルールで、QuickTime 2.5以降のソフトウェアシンセサイザー機能をフルに活用し、128音色のGM音源を活かした高度なメロディー演奏が楽しめます。

    着信通知にメロディーを設定するには、メールボックス設定の「着信通知」パネルで、「メロディーを演奏」にチェックを入れ、その下のフィールド内にATMLを書き込みます。

    なお、メロディー再生を途中で止めるには、「コマンド+.(ピリオド)」を押してください。

    ATMLについては、「ATML」のセクションで詳しく解説しています。


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